中華圏の動物姓を調べてみたよ

以前の職場で、中国の取引先と頻繁にやりとりするポジションだった。

窓口は熊さんという方で、僕とはまあ丁々発止やっていた。

彼との対決をきっかけに動物姓にはどんなものがあるか調べていたので、その成果を皆さんにもおすそ分けしよう。

 

:昔、中国競泳選手団に馬というコーチがいたな。世界記録連発の「馬軍団」としてメダルも有力視されてたけど、結局禁止薬物疑惑が持ち上がり、フェードアウトしちゃいました。中国語で「かかってきやがれ!」は、「放马过来!」と申しますから全国の馬クンは嫌な気持ちになったことがあるかな?

 

:これも非常にポピュラー。中国語で牛は「スゲエエエ!」の意もある。「真牛!」と言えば尚良し。牛と言えば蛙と浮かぶ御仁もいようが、そういう姓はないです。ちなみに男子を「青蛙」と呼べばブサメンの意。女子は「恐竜」だ。ま、これは言わないのが賢明だろう(経験談)。

 

:草食男子にピッタリの姓ではないだろうか。これで肉食だったらなんかユルセン。

 

:取引先の生産技術部に「高龍龍」なる人がいた。だから理論上、「龍龍龍」クンみたいな天下無双的命名もできるのだ。しかしヘンだな。龍と言えば皇帝御用達。庶民に龍姓が許されてるとはどうゆうことだ?謎は深まるばかりである。

 

:これは姓ですけど、女子の下の名として最も幅を利かしてます。それこそ吐いて捨てるほど。すみません、、言うにことかいて「吐いて捨てる」なんて。

 

:僕は出会ったことないけど、、日本にもいますな、サカナくんさん。

 

:ラクダ……ラクダのももひき(笑)。スタミナありそう(笑)。いろんな先入観持たれそうでやだな。

 

:これスゴイ名字(笑)。ハッキリ言ってけなし言葉ですぜ、コレ。大陸の人が広東語を「鳥語」と言ったりするけど、その心はピーチクパーチク何言ってるかわからんってな不満が含まれてんでしょう。あと、日本語で「どこの馬の骨だかわからん(奴)」の対訳には「从哪里飞来的鸟人」がピッタシ!

鳥姓の民よ、強く生きてってください!

 

中華圏の姓に興味がおありの人は「百家姓」という書籍をぜひ読んでみてください。日本語版はおそらくないでしょうw

 

 

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