キャッチボールで知った中国語表現
ある日の昼下がり。中国の友人とキャッチボールをしていた。
すると彼は私の捕れないところへボールを投げてしまった。いわゆる一つの暴投だ。
こんな時、日本人ならどう言うだろうか。
十中八九、「あっ、すみません」とか「ごめーん」と言うだろう。
しかし友人はこうきた。
「我的!」
つまり「私の(ミスだ)!」と、こういうわけである。
人間の言語表現は、国民性や各人の性格など多様な要素の干渉を受ける。
上述の場面、、機械翻訳ではせいぜい「对不起,不好意思,抱歉」をひねり出すのが関の山ではなかろうか。しかし生きた人間はそうは問屋がおろさない。「我的!」と叫びテヘペロで許しを乞うのだ。